【3回目】『ベルサイユのばら』-フェルゼンとマリー・アントワネット編-
なんと結局3回観てしまった!
そして、今日はK.h.mama&k.h.王妃とも一緒であった!K.h.王妃、一歳にしてベルばらを観る!末恐ろしや!しかし、アンドレとオスカルの今宵一夜のシーンで一時退場も、フィナーレで復活。いつか本当の大階段を駆け下りる日が来るかも(^_-)-☆
やっぱり、白羽ゆりのマリー・アントワネットが良い!
どこかの段階で、彼女にアントワネットを任せられる、という判断もしくは賭けがあったはずである。
さようなら、ベルサイユ!
さようなら、パリ!
さようなら、フランス!
断頭台に上るシーン。ドレスの裾をたくし上げ、悠然と断頭台へ向かう。フランス王妃最期の誇り。 これは、初演で演出を担当した長谷川一夫が、歌舞伎の型(かた)を注入した名シーンである。
歌舞伎には感情のひとつひとつを表現する型があるらしい。後ろ向きで階段を上ることで、この世への断ち切れない未練を表現し、その後、悠然と振り返り、断頭台をすっと見上げ、誇り高く階段を上る。
型通りやれば誰でもうまくいくというわけではないだろう。演技者に一定の力量が必要なはずだ。
バスティーユの戦闘シーン。
昨年放送のプロジェクトXを見てから、演出家の植田紳爾の苦労を知り、サラリーマン的な感動を覚えてしまう。
客席を敵と見立て、戦闘をする。もし、これが全員男だったら、威圧感だけだろう。
美しく、迫力がある。宝塚にしかできないシーン。
「オスカル編」も楽しみだ。
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